少し前になるが、京都府の南に位置する和束町石寺に立ち寄った。ここは茶畑で有名な場所であるが、訪れるのは今回で2度目である。以前来た際にしっかりと見れなかったのでもう一度訪れた。
水田や茶畑のような開墾された土地は、自然と人工物の融合とも考えられるが、特に茶畑は斜面をそのまま利用する為、元々の地形がより残されている。これらの風景には手付かずの自然にある厳しさとは異なる安心感や優しさを感じるの私だけだろうか。
この和束石寺の茶畑は山の上部に面している為、高低差のある起伏が特徴的だ。低木がかまぼこ状に平行に刈り込まれているのが等高線のような役割をしていて独特の雰囲気がある。しばらく眺めていても飽きないのはなぜだろうか。