top of page

発表を終えて/新制作展


新制作協会は今年で87回目を迎える歴史ある美術団体である。私の表現は近代彫刻の文脈に属し、全くの新しい表現というよりは、先人達の創作に付け加えたり、やり残された隙間を埋める種類のものだと考えている。様々な表現が生まれる現代美術の中で、私なりの新たな創造を求めた際に、今までの芸術を深める道を選んだ方が、自分の可能性を引き出せると感じている。その為、近代彫刻から始まるこの展覧会にて定期的に自分の彫刻を振り返ることは、私にとって大切なことである。


今回の作品を展示して、ここ数年取り組んでいるcloudシリーズをまとめて発表する必要を感じた。ここで表現したかった人物像を空間全体で提示したい。











bottom of page