福井県にある「永平寺」を訪ねた。ここは曹洞宗の大本山であり、坐禅修行の道場として知られるが、雪景色の美しさでも有名である。
寒さが苦手な私にとって、日常で雪が降る生活は望まないが、雪景色に惹かれる気持ちは強い。訪れた日は天候が良く、福井の市街地には殆ど雪は積もっていなかったが、永平寺は山に囲まれた場所に位置するため雪に覆われていた。樹齢700年を越える杉のある斜面に沿って、七つの建物が建築されており、それらを繋ぐ回廊は階段状になっている為、建物の内側からも外界の高低差を感じることができた。
永平寺の雪対策は修行の一環でもあり、このことからもこの地域の冬の厳しさを知ることができる。雪の多く降る地域の人にとっては厄介な存在であっても、私がこれまで過ごした場所はほとんど雪が降らなかったので、それを見ることは特別な気分にさせる。
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